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イントロダクション

 木更津高校OBを中心に木更津の有志が集まり「木更津から世界へ!」を合言葉に、故郷木更津・上総の文化発展の為に「かずさ映画製作委員会」を発足した。
 映画『カマチョップ』(2007年/松本庵路監督)を製作、出演し、劇場公開後、ニューヨーク・東京フィルムフェスティバルにて上映したカマチ(木更津高等学校出身)がプロデューサー、共同脚本、出演の3役を務めたオール木更津ロケ映画『キミサラズ』(2017年/井川広太郎監督)を下北沢トリウッドにて公開。
 そして2019年、あらたに故郷・木更津の風景を生かしながらファンタジックで心温まる映画『メイド・イン・ヘヴン』の撮影を敢行した。キャストは数々の名作ドラマに出演してきた手塚理美と国広富之がどこか不思議な世界で再会する夫婦を、堤下敦(インパルス)がコミカルな酒屋の青年役を演じる。さらには下條アトム、冨樫真、佐々木心音、副島淳など実力、バラエティに富んだ役者陣が出演。
 2021年、本作は「島ぜんぶでおーきな祭 第13回沖縄国際映画祭」にて特別招待作品として上映された。

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ストーリー

 心臓病により妻、咲子に先立たれた後、一人娘の妊婦の愛とその夫で出版社に務める秀樹と同居している小説家の夫、志田漱石。ある日、漱石は執筆に悩み、気晴らしの散歩で木更津・證誠寺(しょうじょうじ)を訪れていた。そこで不思議な事が起きる。亡き妻の声が聞こえたのだ。数日後、漱石は、若く美しい女性、高嶺に声を掛けられサインをねだられる。快く対応する漱石であったが、その直後、自動車事故に遭い高嶺と共に死んでしまう。

 漱石との再会を心待ちにして居た天国の咲子はいそいそと漱石の元に向かうが、漱石の横には咲子の知らぬ女性、高嶺が。聞けば漱石は高嶺の実家で二人で暮らすつもりだという。漱石は事故の影響で記憶を無くしてしまっていたのだ。そんな事情を知り得る筈も無い失意の咲子の元に、これもまた不慮の事故で死んだ馴染みの酒屋の青年、大輔が転がり込んで来る。

 こうして夫婦は天国で奇妙な別居生活を始める。傷心の咲子は街で一人の文学青年と出会い、若き日の夫の面影を重ねる様にその青年と密会を重ねるのであった…。

© かずさ映画製作委員会

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